桜木 氏 の 家族 じまい。 小説『家族じまい』は「終う」より「仕舞う」 作家・桜木紫乃が語る

不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。 自分、というか、自分と年老いていく親に、か。 私自身、親の老いの問題と向き合わざるを得なくなったこの頃だけに、夫婦って、親子って、家族ってなんだろうと、身につまされる思いでの読書となった。

血のつながりは保険ではないのでしょう。 親や親戚ともう二度と会わないという覚悟のもと、津軽海峡を越えて北海道に移住。

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書くのがきつかった章です。 そして7年前に直木賞をいただいたときは一滴も涙を流さずに乗り切ったのですが、今回は報せを聞いて、またさきほど鹿島先生の選評を伺って、こんなに泣いてばかりいるのか……なにか面白いことのひとつもやってやろうと思って来たのに、本当に悔しいです。

この小説に出てくる智代の家族構成は、私の家とほぼ同じなんです。 えげつないところを突いてくるなと思って(笑)、ウンウン唸(うな)りながらどう書くか話し合っていたときに、最近聞くようになった「墓じまい」という言葉が浮かんだんです。

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他の著書に『起終点駅 ターミナル』『無垢の領域』『蛇行する月』『裸の華』『緋の河』など。

この小説が中央公論文芸賞を受賞したときの選考委員代表の鹿島茂さんによる講評の一部を抜粋します。

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第2章 陽紅 智代の夫啓介の弟涼介が中年になって若い女性と結婚する。 不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。

わが家には家系図も屋号も家紋もなく、本家・分家もない。

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